なぜ祈るのか?


『yoga × sing cotoyoga』のacoです♪


cotoyogaクラスでも行なっているキールタン(想い込めて唄うこと)。


神様や自分の大切なもの、大切な人へ祈りを捧げる行為ですが、

ふと湧き上がった疑問。


〝なぜ祈るのか〟


ただ純粋に【楽しい】というきっかけで始めたキールタンでしたが、

自分が歌うだけではなく、cotoyogaクラスで皆さんに伝えるという経験をしたからこそ

湧き上がってきた疑問。


先日の堀田義樹先生のプライベートレッスン、

そして上村真央先生のバクティフロー研修でこの疑問の答えに出逢えました。


バクティヨガ(愛と献身のヨガ)では、全ての存在に神を見出し祈りを捧げ、

その行為としてキールタンを行います。


「全ての存在に」とは. . . 

沢山の恵みを与えてくれる太陽・大地・水・風・草木などの自然に対して

肉体・感情・呼吸という自分自身を含め全ての生きとし生けるものに対して。


そうすると、

今日も太陽が昇り、陽の光を浴びることができ

大地に支えられ、風を感じて呼吸ができ、

歩いたり、笑ったり、話したり、

いろんな感情とともに過ごすことができるという

当たり前のような些細なことに感謝の想いが湧き上がってきます。


そして自分の中にも神様がいると思えば、

体が喜ばないものを取り入れたり、不規則な生活をしたり、

心が喜ばないネガティブな言葉を浴びせようとは思わないはず。


大嫌いだと思っていた人にも、神様がいると思えば

少しはまぁるく接することができるはず。


どんな小さな事にも神様の存在を感じて感謝の気持ちをもてば、

イライラしたり、モヤモヤした気持ちが

減っていく気がします。


だからお祈りをする。


今の日本は、物や情報にあふれ豊かと言われる時代ですが、

それと引き換えに〝祈る〟という行為が日常的な行為ではなく

特別な時に行なうことになっているように思います。


スーパーやコンビニに行けば食べるものも飲むものもあり、

寒い・暑いと感じればエアコンが快適な温度に調節してくれ、

遠くの誰かに想いを届けたければ電話やメール、インターネットもあります。


そんな中でお祈りをするという機会がどんどん減っていき、

今では初詣や合格祈願、安産祈願など

少し特別なイベントのようになっていますが、

こんな時代だからこそ、私は小さな当たり前のようにある幸せにも感謝し

どんな時でも祈りを捧げたいと思います。


だから、自分の呼吸・肉体・感情に意識を向け

ヨガやキールタンを行います。


自分の中の神様が喜ぶことをして

愛してあげます。


『愛』の反対は『無関心』

自分にも周りの人にも関心をもつことが愛するということ。


そして、生かされていることに感謝し

生きとし生けるすべてのものが平和でありますようにと

祈りを捧げます。


Lokah Samastah Sukhino Bhavantu

(ロカ サマスタ スキノ バヴァントゥ)



だんだん壮大な話になっていきましたが、

日々の小さな小さな幸せにどれだけ感謝できるか。

そんな素晴らしい学びをヨガとキールタンを通して与えて頂いたので、

自分の覚書の為にも書きました。


知識は光


素晴らしい光で照らしてくださるグル(先生)に感謝します🙏


♪aco♪





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